「じゃばら」とは、和歌山県北山村から三重県熊野市の熊野川支流と北山川周辺に、古くから自生していたと言われています。
ミカン科カンキツ属に分類されており、世界で唯一の新種であることが分かっています。
名前の由来は、「邪を払う:邪払」からと言われています。
1971年福田農園の創始者・福田国三氏の家の裏庭に自生していた1本のじゃばらの木が起源とされる「じゃばら」は、1979年には新品種として登録されています。
福田農園のある和歌山県北山村は、和歌山県のどの市町村とも隣接せず、三重県と奈良県に囲まれた全国でも唯一の飛び地の村で、秘境と呼ばれている自然豊かな場所です。そんな土地で育ったじゃばらは、他の場所のじゃばらに比べても殆んど種が無く、果汁量が多いとてもきれいな果実です。また、果汁は鮮やかな黄色で酸味と甘み、独特な香りが特徴的です。
様々な研究の結果、じゃばらにはフラボノイドの一種「ナリルチン」が他の柑橘類に比べて格段に多く含まれていることが判明し、この「ナリルチン」が花粉症などのアレルギー症状の緩和作用があることが徐々に明らかになっています。
ネイチャーライフでは、じゃばらの元祖と言われる福田農園のじゃばらを使用しています。
当社ではオリジナル原料として、シトラスナリルチン®30(じゃばら果皮抽出物)以外に、じゃばら果汁、果皮(冷凍・乾燥品)、果皮ピール、精油をご用意しております。
また、じゃばら果汁、果皮を使用したじゃばら商品のOEMも承ります。
毎年12月前後に収穫し、その後すぐに搾汁します。鮮やかな黄色で酸味と甘み、独特な香りが特徴の果汁です。
じゃばら青果を搾汁し果汁をそのままの状態で冷凍保存しているため、濃縮還元ではなく、ストレート果汁の風味を最大限に引き出しています。
じゃばら果汁を使用した商品のOEMも承ります。
※在庫の有無についてはお問い合わせください。
◇100%じゃばら果汁:食品原料用、10kgバルク(殺菌・未殺菌)
◇130ml~1000mlのスパウトタイプ、150ml、200ml、250mlの瓶タイプは、OEMで受け付けておりますのでお問い合わせください。
じゃばら青果を搾汁後のじゃばらの果皮も原料として使用できます。 乾燥しパウダーとしてお菓子などに、また雑貨用としても使用可能です。
じゃばら果皮の加工についても、ご相談承ります。
◇じゃばら果皮:食品原料用、雑貨用
種類:冷凍果皮チップ、乾燥果皮チップ、粉体など
♢じゃばら果皮(搾汁後のそのままの状態):食品原料用、雑貨用
種類:冷凍果皮、乾燥果皮、粉体
♢じゃばら果皮ピール:食品原料用
種類:ダイスカット品(3/5/7mm)、縦長カット品(幅3/5/7mm)
性状:加糖品(常温~冷蔵)、無加糖品(冷凍)
じゃばら青果の収穫時期(11月、12月頃)にじゃばら精油を製造いたします。
完全受注生産となりますので、じゃばら精油のサンプルにつきましてもお問合せください。