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バイオガード®

▶ バイオガード®について
バイオガード®

バイオガード®は、高純度ラクトフェリンとビタミンC・ビタミンEを配合した『養殖水産用混合飼料』です。1996年に森永乳業株式会社にて開発発売を開始し、養殖現場や水族館で好評を得ております。現在は、商標権は森永乳業が保有しておりますが、製造販売権をネイチャーライフが保有し継続販売を行っております。
ラクトフェリンは、哺乳動物の乳汁などの分泌液中に存在する鉄結合性蛋白質で、免疫賦活作用、感染防御作用、細胞増殖作用などの生理作用があります。

ラクトフェリンは、哺乳動物だけでなく水産魚類にも有効な各種実験データ(*1)が報告されており、現在では養殖場の他に海獣(海産哺乳類)にも水族館で使用いただいております。(*2)

(*1) 魚病研究
(*2) 養殖臨時増刊号「ラクトフェリン」:上手な使い方

▶ ラクトフェリンが魚類に使用されるきっかけ

1993年魚類を使用して各種糖・たんぱくの生態での生理的作用を実験する計画があり、偶々その実験にラクチュロース(オリゴ糖)とラクトフェリン(糖タンパク)を提供したことが始まりでした。
その当時の出来事を簡単にまとめると以下の通りです。

ラクトフェリンの構造

ラクトフェリンの構造

実験場は東京大学農学部付属実験所(浜名湖)にて実験を開始しました。その実験所の環境は、魚類の飼育水槽は屋外の自然海水を使用したもので、海水温が上がる時期は白点病が起こる危険性がありました。その年も白点病が蔓延しラクトフェリンを食べた魚は100%生存、その他の群は13%生存率でした。
当時飼育担当されていた技官の方によると、ラクトフェリンを食べていた魚は、体表面のヌメリが非常に多く元気だったと報告されました。その出来事がその後、ラクトフェリンの魚類における生体防御能の研究につながっていったのです。
(当時、森永乳業㈱と石巻専修大学・東京大学・鹿児島大学・宮崎大学・大阪府立大学・その他ラクトフェリンを提供し大学や水産研究所で各種実験が行われました)

養殖場
水族館(海獣)
水族館(魚)

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